
ビジネスにSNSを利用する目的について考えたことはありますか?
目的は、ブランド周知、サービスや商品の紹介、ファンの獲得、売り上げアップなど、つまり販売促進ですよね。
販売促進なら、購入意欲の高いお客さんを販売所に連れて来て行動を起こしてもらう必要があります。
販売所とは、SNSからのリンク先であるECサイトの商品ページや自サイトのお問い合わせフォームですね。
このように、ユーザーの行動喚起を促す道筋を作ることを「導線を作る」と言います。
SNSを活用する目的:自サイトへの導線を作る!
具体的には、インスタグラムの場合、フィード投稿やリール投稿、ストーリーズから自サイトへのリンクを作り導線を確保する、ということになります。
ただ、インスタグラムはFacebookやXと比較して、外部サイトへのリンクがし難い「閉じたSNS」という特徴があります。
この記事では、インスタグラムの投稿から外部サイトへの導線の作り方とコンテンツの再利用方法を学んでください。
インスタグラム投稿の種類
インスタグラムには、投稿(フィード投稿)、リール投稿、ストーリーズの3種類の投稿方法があります。(ライブは省く)
投稿(フィード投稿)
基本的でシンプルな投稿方法。最大10枚の写真や動画を同時に投稿でき、動画は1つ最大60秒まで投稿が可能です。キャプションやハッシュタグ、位置情報なども追加できます。
- フォロワーに見てもらえる
- URLリンク不可
- プロフィール画面のタイル面に表示
リール投稿
最大90秒の短い動画を投稿できプロフィール画面に表示できます。縦長(9:16)の動画を投稿でき、音楽やエフェクトを追加して編集することができます。ホーム画面や発見タブ、リールタブからランダムに再生されます。
- フォローワー/非フォロワーの関連性の高い人に見てもらえる
- URLリンク不可
- プロフィール画面のタイル面に表示
ストーリーズ
24時間だけ表示される写真や動画を投稿する機能。投稿した内容は24時間後に自動的に削除されます。動画は1ストーリー最大60秒で、それ以上は自動的に分割されます。テキストやスタンプ、エフェクトを追加することができ、視聴者の足跡も確認できます。
- フォロワーに見てもらえる
- スタンプでURLリンク可
- プロフィール画面のタイル面非表示(ハイライトにまとめることはできる)
インスタグラム投稿で重視したいポイント
- ストーリーズは、スタンプでURLリンクが使える(自サイトへの導線)
- 投稿とリールは、プロフィール画面のタイル面に表示される(ブランドイメージとフォロワー増加に影響)
- リールは、フォロワー以外の人に見てもらえる(インプレッション拡大とフォロワー増加に影響)
投稿手順
上記を踏まえて最も効果的な投稿方法は、先ずリール投稿をし、その投稿したリールをシェア機能を使ってストーリーズに投稿してECサイトや自サイトへの導線を作ると良いでしょう。
ECサイトの商品ページの投稿を例に説明します。(Android機)
商品にフォーカスして、ユーザーが販売サイトのスクショだと理解できる構図で。
リール投稿でインプレッションの拡大とフォロワーアップを狙う。

Android機の場合は画面最下段に並んでいる。
スタンプマークをタップすると利用できるスタンプが表示される。「リンク」を探してタップするとURL入力画面が表示される。

URLを入力するして下段のスタンプテキストをカスタマイズすると良いでしょう。「購入はこちら」などとすればユーザーに分かりやすいと思います。

投稿済みリールを利用したストーリーズの投稿でECサイトへの導線が得られる。
まとめ
以上、インスタグラムのリールとストーリーズの利点を活用した投稿のコツをご案内しました。
この記事があなたのビジネスの成功への近道になることを願っています。質問や追加の情報が必要な場合は、いつでもご連絡ください。
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